わが君は千代に八千代にさざれ石の巌(いわほ)となりて苔のむすまで

 国家「君が代」の原典ともなっている歌ではあるけれど、古今集では『賀の歌』の題知らず、よみ人知らずとなっています。

 もともと、この歌の君とは、この歌を贈る相手であり天皇を指しているとは限らないそうです。

 実は、石に苔がむすように、いつまでもお元気でいて下さいねと親しい人に思いをこめて贈られた、新春にふさわしい、おめでたい歌だったのだなあと、わたしも今年初めて知りました。

 皆様、改めて、明けましておめでとうございます。今年もどうか、よろしくお願い致します。

 

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