「コンタクト」この映画を一番のお気に入り、一番のおすすめにしている。購入したDVDは、この映画だけで(後はレンタルで満足)もう何度も何度も繰り返し見ている。
実はこの映画の感想を語れるほど、わたしは科学や物理や宗教などを深く理解しているとは言えない。ただ、ひとつだけ言えることは、この映画が新しい人生の扉を開いたということです。
この映画の原作者はカール・セーガン博士(1934-1996)です。
セーガン博士は1950年代からNASAの顧問やコンサルタントを務め、アポロ計画では月に飛び立つ前の宇宙飛行士の指導者であり、マリナー(水星、金星、火星)、バイキング(火星)、ボイジャー(木星、土星、天王星、海王星)およびガリレオ(木星系)の惑星探査計画の実施に関わりました。つまりアメリカの宇宙計画の発足以来、その中心的役割を果してきた人物です。
博士の著作(「コスモス」や「コンタクト」など)活動を含めると、セーガン博士から影響を受けている人々の数は計り知れません。また映画「コンタクト」の製作者として、博士は脚本段階から深くかかわってきました。
1995年冬には、骨髄異形成症候群と診断され、骨髄移植を3度、受けていたにもかかわらず映画の撮影現場を訪れました。スタッフや出演者を前にして宇宙における人間の心の位置づけについて熱く語り、人々はすっかり博士の話に引き込まれ帰りたがらず、質疑応答は深夜にまで及んだといいます。
1996年12月20日、博士は映画の完成を見ることなく62歳で亡くなりました。
「コンタクト」はひとりの科学者、セーガン博士の最後の仕事、遺言、贈り物だと思います。この映画を見て感じることは人それぞれで、様々な思いが浮かんでくることでしょう。また、この映画のテーマは壮大なので、時間を経て見るたびに新たな発見があると思います。
実はこの映画の感想を語れるほど、わたしは科学や物理や宗教などを深く理解しているとは言えない。ただ、ひとつだけ言えることは、この映画が新しい人生の扉を開いたということです。
この映画の原作者はカール・セーガン博士(1934-1996)です。
セーガン博士は1950年代からNASAの顧問やコンサルタントを務め、アポロ計画では月に飛び立つ前の宇宙飛行士の指導者であり、マリナー(水星、金星、火星)、バイキング(火星)、ボイジャー(木星、土星、天王星、海王星)およびガリレオ(木星系)の惑星探査計画の実施に関わりました。つまりアメリカの宇宙計画の発足以来、その中心的役割を果してきた人物です。
博士の著作(「コスモス」や「コンタクト」など)活動を含めると、セーガン博士から影響を受けている人々の数は計り知れません。また映画「コンタクト」の製作者として、博士は脚本段階から深くかかわってきました。
1995年冬には、骨髄異形成症候群と診断され、骨髄移植を3度、受けていたにもかかわらず映画の撮影現場を訪れました。スタッフや出演者を前にして宇宙における人間の心の位置づけについて熱く語り、人々はすっかり博士の話に引き込まれ帰りたがらず、質疑応答は深夜にまで及んだといいます。
1996年12月20日、博士は映画の完成を見ることなく62歳で亡くなりました。
「コンタクト」はひとりの科学者、セーガン博士の最後の仕事、遺言、贈り物だと思います。この映画を見て感じることは人それぞれで、様々な思いが浮かんでくることでしょう。また、この映画のテーマは壮大なので、時間を経て見るたびに新たな発見があると思います。
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