パソコンが故障して修理に出した。もう1か月以上も前のことになる。
その間、もしかしたら、データが消失していて、もうHPを更新することが出来ないかも知れないとか、メールアドレスも無くなって、もう二度と連絡を取れない人がいるかも知れないとか、
いろいろな思いが押し寄せてきて、憂鬱で心の晴れない時間を過ごすことになった。
そう私は完全なネット依存症である。いらいらが頂点に達した時に読んだのが、この「いくつもの週末」である。作家、江國香織さんの日常が、さりげない生々しさで綴られている。
結婚とは世界をこの上もなく平凡で退屈で、つまらないものにするものかも知れない。「いくつもの週末」で描かれているのは、いまにも崩れそうな脆さを見せながらも、やはり愛という確かなもので結ばれている一組の夫婦の日常で、総じて、結局、二人は幸せなのだ。
この本を読み終わり、私は何かに憑かれたように次々と江國さんの小説を貪り読むことになった。
わたしの狂おしいほどの心配を他所に、何事もなかったかの様にパソコンが戻って来て、珈琲を飲みながら日記を書いている日曜日の昼下がり・・・今、ネット依存症の私は、何だか、ほっとした安心感に包まれている。
ISBN:4087473198 文庫 江國 香織 集英社 2001/05 ¥440
その間、もしかしたら、データが消失していて、もうHPを更新することが出来ないかも知れないとか、メールアドレスも無くなって、もう二度と連絡を取れない人がいるかも知れないとか、
いろいろな思いが押し寄せてきて、憂鬱で心の晴れない時間を過ごすことになった。
そう私は完全なネット依存症である。いらいらが頂点に達した時に読んだのが、この「いくつもの週末」である。作家、江國香織さんの日常が、さりげない生々しさで綴られている。
結婚とは世界をこの上もなく平凡で退屈で、つまらないものにするものかも知れない。「いくつもの週末」で描かれているのは、いまにも崩れそうな脆さを見せながらも、やはり愛という確かなもので結ばれている一組の夫婦の日常で、総じて、結局、二人は幸せなのだ。
この本を読み終わり、私は何かに憑かれたように次々と江國さんの小説を貪り読むことになった。
わたしの狂おしいほどの心配を他所に、何事もなかったかの様にパソコンが戻って来て、珈琲を飲みながら日記を書いている日曜日の昼下がり・・・今、ネット依存症の私は、何だか、ほっとした安心感に包まれている。
ISBN:4087473198 文庫 江國 香織 集英社 2001/05 ¥440
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