プリンス・エドワード島の写真集は、たくさんの人が出版している。この本の副題も「世界一美しい島の物語」となっている。

 わたしは、言葉(モンゴメリの小説)でしか、写真でしか、プリンス・エドワード島のことを知らないが「世界一美しい島」と言われれば素直に信じてしまう。この島を、こよなく愛した一人の女性の魂によって、ただ美しいという言葉のみならず、この島に宿る生命すべてが美しく輝いているような気がする。

 できることなら、生きている間に、この島に行きたい。そして、もうひとつ、どうしても生きたい場所がある。それは、写真家、星野道夫がこよなく愛したアラスカである。

ISBN:406210024X 大型本 吉村 和敏 講談社 2000/03 ¥3,780

コメント