ゴッホが好きと言っても何でも好きという訳ではない。

わたしが好きなのは、ごく一部に限られている。今夜は「ゴッホの生涯」というサイト 

http://www.twentyfirst.net/gogh/で彼の生い立ちを読んでいた。

 そのサイトで、この絵のことを調べてみたけれど、詳しいことは見つからなかった。ゴッホをわたしは特別、上手な画家だと思っていないが、特に彼が南フランスで過ごした(アルルの時代と呼ばれている)それ以降の作品は、これがゴッホだと、ひと目でわかる独特な雰囲気がある。

 “A Wheatfield with Cypresses”この絵の特に、雲が好きだ。写実的という言葉からは遠い。「美しい」とか「綺麗な」とか、そういう言葉も似合わない。けれど、ゴッホは自分だけに見える、自分だけの世界と向き合っていた。彼だけが描くことのできた彼だけの世界に魅力を感じるのは、きっと、わたしだけではないと思う。

コメント