吾妻鏡(上)―マンガ日本の古典〈14〉
2005年1月29日 読み終えて
いま「義経」関連の本を再読している。宮尾 登美子の「義経」(大河ドラマの原作)と司馬遼太郎の「義経」そして竹宮 恵子の漫画「吾妻鏡」これは上・中・下と3巻ある。
大河ドラマのブームに乗せられている訳ではなくて、もともと、わたしは判官びいきで、大の義経ファンだというだけ・・・日本史の中でこれだけカッコ良いヒーローは他にはいないと信じている。
竹宮 恵子の「吾妻鏡」は源頼朝が中心の物語で鎌倉幕府が始まり、やがて源氏の血筋が途絶えるまでが描かれている。また義経がどうして非業の死を遂げねばならなかったのかがわかる。
しかし義経は最後まで兄、頼朝の思いを理解することは、できなかった。頼朝もまた、弟の真摯なまでの兄への家族愛を知らなかった。頼朝の場合は、自らの宿命を自覚して、とことん非情な人物になりきれたし、反対に義経は、あの時代にあって、不思議なほどピュアな人物だった。
それにしても、タッキーはこんなに良い役をもらえて幸せな役者です・・・大河ドラマの影響で義経関連の書物や情報が増えるのは、義経ファンとしては嬉しい限りです(笑)。
ISBN:4122036569 文庫 竹宮 恵子 中央公論新社 2000/05 ¥620
大河ドラマのブームに乗せられている訳ではなくて、もともと、わたしは判官びいきで、大の義経ファンだというだけ・・・日本史の中でこれだけカッコ良いヒーローは他にはいないと信じている。
竹宮 恵子の「吾妻鏡」は源頼朝が中心の物語で鎌倉幕府が始まり、やがて源氏の血筋が途絶えるまでが描かれている。また義経がどうして非業の死を遂げねばならなかったのかがわかる。
しかし義経は最後まで兄、頼朝の思いを理解することは、できなかった。頼朝もまた、弟の真摯なまでの兄への家族愛を知らなかった。頼朝の場合は、自らの宿命を自覚して、とことん非情な人物になりきれたし、反対に義経は、あの時代にあって、不思議なほどピュアな人物だった。
それにしても、タッキーはこんなに良い役をもらえて幸せな役者です・・・大河ドラマの影響で義経関連の書物や情報が増えるのは、義経ファンとしては嬉しい限りです(笑)。
ISBN:4122036569 文庫 竹宮 恵子 中央公論新社 2000/05 ¥620
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