ぼくの出会ったアラスカ
2005年2月6日 星野道夫
この本は、いまは亡き星野道夫さんが撮影した写真と、1985年〜1997年に発表したエッセイにより構成されています。わたしは星野さんの写真のほとんどを見ていますし、出版物のほとんども読んでいるので、内容のほとんどは、重複するのですが、この本の最後に「早春のフェアバンクスにて想う」という文章があり、それは夫を亡くされた奥様、星野直子さんが書かれています。
この文章を読んでいたら、涙がこぼれてきました。結婚する前も、結婚してからも、ひとり息子の翔馬(しょうま)くんが生まれてからも、星野道夫さんの仕事柄、お二人が一緒に過ごす時間は短かったはずです。そして道夫さんの突然の死・・・「地球交響曲第3番」という自主上映の映画の中にも直子さんは登場するのですが、彼女は、まるでアラスカの大地のように強いのです。
わたしは映画の上映中もずっと涙が止まらなかったのですが、直子さんは、いつも気丈に悲しみに耐えていました。いまのわたしの夢は直子さんに会うことです。星野さんの写真や文章に、どれだけ心を慰められ勇気づけられたか計り知れません。
ISBN:409411193X 文庫 星野 道夫 小学館 2004/05 ¥840
この文章を読んでいたら、涙がこぼれてきました。結婚する前も、結婚してからも、ひとり息子の翔馬(しょうま)くんが生まれてからも、星野道夫さんの仕事柄、お二人が一緒に過ごす時間は短かったはずです。そして道夫さんの突然の死・・・「地球交響曲第3番」という自主上映の映画の中にも直子さんは登場するのですが、彼女は、まるでアラスカの大地のように強いのです。
わたしは映画の上映中もずっと涙が止まらなかったのですが、直子さんは、いつも気丈に悲しみに耐えていました。いまのわたしの夢は直子さんに会うことです。星野さんの写真や文章に、どれだけ心を慰められ勇気づけられたか計り知れません。
ISBN:409411193X 文庫 星野 道夫 小学館 2004/05 ¥840
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